製作過程、商品ライン紹介

江戸時代、明治時代の価値が高い浮世絵を厳選

浮世絵の最盛期でもあった江戸時代末期と明治時代初期には、非常に素晴らしい、円熟した浮世絵が製作されました。

構図も洗練され、後に西洋に渡ってヨーロッパの高名な画家たちにも多大なる影響を与えました。

また、色彩も豊かになり、艶やかで洗練された作品が多数生み出されていきます。 浮世絵は、江戸・明治期には、どちらかというと現代で言う新聞や雑誌、Twitter やInstagram のような役割を果たしていたものと思われますが、現在ではその芸術的価値や、当時の状況を知る貴重な資料として、国内外で高く評価されています。

また、幕府や政府に対する批判や意見を自由に行うことができなかった時代に、風刺画として、庶民の気持ちを代弁するような意味が込められた浮世絵も少なからず発行され、庶民から大いに支持されました。

クールアート東京のこのサイトでは、浅井コレクションが所有するその素晴らしいラインナップの中から、価値があるものや面白い題材のもの、バックストーリーが興味深いものなどを中心に、厳選して紹介して参ります。 これまで世に出なかったと思われる浮世絵も少なくなく、順次ご紹介させていただければと思います。 また、浮世絵とは別に、浮世絵をモチーフにしたアニメ絵やデザイン絵のラインも用意いたしました。

日本が誇るクールアート、サムライ、アニメと浮世絵のコラボレーションを、ジャパンクオリティーでお楽しみください。

 

江戸時代後期の風合いそのままの厳選された和紙を使用

クールアート東京の複製浮世絵は、浅井コレクションが所蔵する江戸時代、明治時代の浮世絵の、当時の風合いをそのまま忠実に再現することにこだわっています。 和紙にもこだわりました。

国内最高級とも言われる、越前和紙。その越前和紙を浅井コレクションで使用するために、ラインナップに合わせ厳選いたしました。

越前和紙は、全国の和紙の中でも最も歴史が古く、現在の福井県越前市今立を発祥として1,500年の歴史を有するとも言われています。

特にRAIKOUラインの和紙は、京都の老舗和紙店、『森田和紙』が、浅井コレクションの複製の為に、人間国宝 九代目 岩野市兵衛氏に和紙の抄造を依頼し、楮だけを使用した、手漉き越前生漉奉書を使用しています。

クールアート東京の複製浮世絵は、全て極めて上質な越前和紙のみを使用しており、風合い手触りとも、江戸・明治期の浮世絵と同等のものを再現いたしました。

 

極めて高い技術を持つ京都の工房で製作

クールアート東京の複製浮世絵は、美術品複製に極めて高い技術を持つ京都の工房、『燦京堂』で製作・監修されます。

『燦京堂』は、京都の美術品の複製を数多く手掛ける(株)サンエムカラーと連携して、京都をはじめとする様々な寺社や美術館の、絵画や美術品の複製などに関しての非常に高い技術・ノウハウを持っています。

今般、その『燦京堂』が、浅井コレクションが所有する江戸、明治期の浮世絵の複製に取り組みました。

当時の浮世絵の持つ深い青色、漆黒、鮮やかなカラー、明治の目を惹く赤色などをどう再現するのか、難しいテーマに挑みました。

そして試行錯誤を重ねながら、江戸時代後期、明治時代初期そのままの色彩を再現することに成功しました。

和紙への色のりも良く、劣化もしにくい複製画を、高度な技術で実現しました。 燦京堂が製作する複製画は、非常に高度なデジタル技術と手間暇をかけた手作業によって製作されています。


具体的な工程は次の通りです。

  • ①ギガピクセル・アートスキャナによる数次にわたるスキャニング

    超高解像の大型スキャナーでデジタルアーカイブを行います。和紙の繊維が確認できるほどの精細さと、色の差がほとんど無い正しい色管理のデジタル化によって、作品の魅力を余すところなくデジタル保存できます。
  • ②非常に繊細な画像処理

    デジタル化された作品は、繊細な画像処理を行います。プリントアウトを逆算し、質感や色味を調整していきます。また、作品の凹凸再現や色の変更など凝った処理もこの工程で行われます。
  • ③こだわりの職人技による製品出力

    製品出力は、手法によって様々なプリンタを使い分けます。どの技法も厳密な色管理や高精細な特殊技術とともに、選び抜かれた和紙や加工処理など、ただ色を写すだけでない、質感までも感じられるこだわりぬかれた職人技でプリントされます。

更にRAIKOUラインは、手仕上げによって浮世絵の微妙な絵具の盛り上がりまで再現されています。